人が挑戦したことに対して批判して潰す日本の風潮が私は大嫌い
こんにちは!みさきです。
最近私と同じ大学生がクラウドファンディングでスラム街に行くということに挑戦して炎上したことを知っていますか?
ツイッターで「クラウドファンディング スラム街」とかで検索したらすぐ出てくるよ。
今日はこのこと2日間考えたから私の考えをまとめてみる。
実際に彼らが行こうとしたスラム街に私は去年訪れました、その経験も踏まえて、私の意見を書いてみるよ。
わたしは人が挑戦したことに対して批判して潰す日本の風潮が大嫌いです。
そもそもクラウドファンディングって?
・クラウドファンディングとは
もし炎上したこと、クラウドファンディングについて知らない人に少し説明。
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、インターネットを通してクリエイターや起業家が不特定多数の人から資金を募ることを言います。群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、製品開発やクリエイティブ分野などで利用されることが多いです。
引用:https://camp-fire.jp/pages/about
インターネットを通して、何かやりたいこと、挑戦したいことがある人がプロジェクトを立ち上げて、共感した人が支援する仕組みのこと。
支援した人にはリターンと呼ばれる、プロジェクトを立ち上げた人からお返しをもらうことができる。リターンは支援する値段によって様々で、支援する人がそれを選べます。
・何が炎上したの?
もうそのクラウドファンディングのページは削除されてしまっているけど、簡単にまとめると
大学生がスラム街に行きたい
みんない世界の現状を伝えて、フィリピンの子供たちに夢を与えたいから
↓
お金が足りない
↓
クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げる
↓
大学生が勝手にスラム街に行って夢を与えるなんて、スラムの人に失礼
知識が足りてなさすぎる
大学生の旅行に誰がお金を払うんだ
スラムの人達にも人権がある
こんな様々な意見が出てきて炎上してしまいました。
みんなツイッター見てみてね。
私の疑問・違和感
・なんで炎上しなくちゃいけないの?
これは彼らの挑戦。誰も彼らの挑戦を潰す権利はないと思う。
直接関わりがある人以外、たったクラウドファンディングに書かれてる文章からしか彼らを知る方法はないと思う。
彼らがどこまで考えたか、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げるのにどれだけ時間をかけたか、どのくらい夢を与えたいって思っているか、これからの予定、クラウドファンディングに行動する勇気、気持ち。
みんな全部知ってるみたいに思ってるように感じた。
確かに文章読んだけど、具体的なこと書かれてない。
でもそれだけで彼らの全てを判断できないし、批判する権利なんて誰も持ってないと思う。
実際に万単位でお金が集まっていた、ってことは共感した人もいたってこと。
なんでそんなにみんな集って批判するの?
支援したくなかったらしなかったらいい、それでは済まないのかなって感じた。
・言いたいことがあるならアドバイスすればいいのに
言いたいことがあるならアドバイスって形で彼らに伝えることはできなかったのかな。
具体的に書かれていないから、本当かな?ってなってしまう、具体性を書いてほしい。とか、ここが悪い、ここが悪いって言うんじゃなくて、
ここが良くないからこうしたら?って伝えれないのかな。
すっごく悲しい。なんでみんな悪口ばっか言って、そのまま放置するの?
何か言いたいことがあるならアドバイスしてあげたらいいのに。
そしたらあなたの違和感も変わるきっかけになるし、彼らにとってももっと応援されるプロジェクトに繋がる。
・挑戦する人はみんなかっこいいと思う
批判してる人達ってクラウドファンディングやったことある人、少ないと思うんだ。
私は、成功する、成功しないに関わらず、クラウドファンディングって私からするととっても勇気のいる行動を実際に行動に移して挑戦する姿をかっこいいと思った。
批判する人たちって大体の人が自分が実際にやったことない人だと思う。私の経験からしたらね。
もう一度彼らが挑戦したときの気持ちを考えてほしい。
何か挑戦するときってすっごくわくわくするんだよ。
少しでもお金を集めるって目標が達成されてた。
少しでも挑戦したいことの達成に近づくってすっごく嬉しくて幸せなんだよ。
応援してくれる人が1人でもいるってわかったらもっとやる気が湧くんだよ。
私が世界一周するときにも感じたこと。
なんでそんな素敵な気持ちや機会をみんな一気に潰すの?
自分が何か挑戦したときのこと、思い出してほしい。
・失敗することは悪いことじゃない
失敗しないで成功しかしてこなかった人って絶対誰もいないと思う。
始めからみんな自転車乗れた?
みんな練習して自転車乗れるようになったと思う、失敗があるから成功するんだよ。
なんで自分が失敗だと思うことをもう終わり、この人達はだめだみたいな言い方をするんだろう。
失敗があって成功する。
人の失敗を批判しないであげてほしい。
・彼らや同じ挑戦がした人達のこれからを考えてみてほしい
こんな風になってしまって、彼らはこれから何か挑戦することに対してすごい怖くなってしまったんじゃないかなって思った。
それと同時に、同じようにフィリピンを訪れてみたい、国際協力関係でクラウドファンディングのプロジェクトに挑戦したいって思ってる人達、挑戦することもっと怖くさせてしまったんじゃないかなって思う。
挑戦するって、批判されなくてもどきどきするし、何かしら怖い思いあると思う。
少なくとも私はそう。
サッカーもそうだけど、誰かの挑戦に対して批判したり、マイナスの意見言う人多すぎる。なんでこんな悲しいことが起こるのか私はずっと考えてる。
挑戦する人より本人たちはきっともっと頭悩まして考えてるよ。
そこは尊敬するべきじゃないかな。
・工学部の私だけど実際スラムに行ってこう思ったよ
私は実際にフィリピン最大のスラム街、スモーキーマウンテンを訪れました理系だし、国際協力にはずっと興味があったけど、それを専門としてる人達からしたら全然知識もすくない。しかも初めての一人海外。
私も海外で夢集めしようと思ってた。
でも実際に訪れて国際協力の難しさ、貧困の深刻さ、でもスラム街の人たちが想像してたより明るかったこと、夢を持ってたこと、でも叶えてあげる支援を私は一人で何もできないことにも気づいた。
やったから気づけることが絶対あるんだよ。
やらないより、やるほうが絶対いい。
私はNPOの人に連れて行ってもらいました、自分の知識の少なさ、衝撃を受けすぎてかける言葉が思いつかなくて言葉に詰まってしまったこと。
やったからわかることがあるの。
だからお願いだから、挑戦してる人を批判しないで欲しい。
何かあるなら、アドバイスって形で伝えてあげて下さい。
お願いします。
私のやりたいこと
私は海外から日本に帰ってきてやりたいことができました。
もっと日本人に自分のために、自分の幸せを大切にできる人を増やすこと。
やりたいことをもっとやりたいって言える国にすること。
日本は他の国の人より自分の意見を言うのが苦手、失敗することが苦手。
でも批判するのは挑戦することより得意だと思ってしまう。
これをやってほしいと言われたら、人のために、会社のために、誰かのために何か自分を削ってすることが得意。でももっと自分の幸せのために生きていいと思う。
自分が自分のために生き、自分の幸せを大切にして生きていく人を増やしたら、溢れた幸せとか力が他の人に繋がって世界はもっと優しくなっていくと思う。
私もやりたいこと絶対叶えるからね。
批判してる人より、挑戦してる人の方がずっとかっこいいです。
何か挑戦しようとしてる人、気にしないで挑戦していこうね。
読んでる人がちょっとでも優しい考え方になれますように。
共感してくれた人は、誰かに伝えてくれますように。
おわり。